令和2年

③ 環境農政常任委員会(その1)

3 登山道整備及びヤマビル対策について

昨年の台風19号の影響により、県内の登山道が各地で被害を受け、県で把握している被害について質疑したところ、補正予算を活用して一部は復旧が完了していますが、引き続き早期復旧に取り組むとのことでした。

※県道70号の現地確認のようす

また、昨年9月に「丹沢大山自然再生における県民との協働について」一般質問をした際に答弁にありました高校生を対象とした普及啓発事業が1月に行われたため、詳細を質疑したところ、1月25日に秦野戸川公園パークセンターにて、「高校生と取り組むレンジャー(巡視)体験」が行われ、神奈川県高等学校体育連盟登山専門部の生徒83名と引率教員15名が参加し、パワーポイントを用いた講義を行ったとの答弁でした。あいにく翌日が悪天候により中止になってしまいましたが、令和2年度以降も引き続き若年層に関心をもっていただく取組みの実施を求めました。

※丹沢大山自然再生委員会HPより引用

さらに、「鳥獣被害対策の推進」としてヤマビル対策が予算計上されているため、補助対象として予定されている市町村や対策の内容について質疑すると、令和2年度に予算要望があった市町村は相模原市、伊勢原市、秦野市、松田町、山北町、清川村の6市町村であり、環境整備や研修会、資器材・駆除剤の購入等の事業費の1/3を支出するとの答弁でした。

ヤマビルの分布は拡大しており、県が情報共有することが大切です。各県政総合センターでは地域の鳥獣対策協議会での情報共有や、ヤマビル生息状況のアンケート調査の結果を報告するとともに、今後も把握や新しい知見の活用につとめるとのことですが、これから春をむかえ登山者も増えることから、アンテナをはりながら、しっかりとした取り組みを求めました。

その他豚熱(CSF)対策におけるワクチン接種について、気候変動対策の推進について、ドローンを活用したスカイパトロールについて質疑しました。

詳細は後日お知らせします。

新型コロナウィルス感染症が拡大しています。

本会議及び委員会の様子は、インターネット議会中継でもご覧いただけます。
https://kanagawa-pref.stream.jfit.co.jp

また、県では、一人ひとりに合わせた新型コロナ対策をLINEでサポートする取り組みを開始しました。http://www.pref.kanagawa.jp/docs/ga4/bukanshi/line/index.html

一日でも早く安心して過ごすことができる状況を、一丸となって実現していきましょう。

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