令和2年

① 経済・産業振興特別委員会【ロボット共生社会の実現に向けた取り組みについて】

令和2年3月10日(火)に経済・産業振興特別委員会が開催されました。

質疑の一部をお知らせします。

1 ロボット共生社会の実現に向けた取り組みについて

※神奈川県HPより引用

少子高齢化、人口減少社会を迎え、人手不足などに対応するため、県では、「さがみロボット産業特区」において、生活支援ロボットの実用化、普及に取り組んでいます。

※県HPより引用

さがみロボット産業特区とは? 生活支援ロボットとは?

動画で分かりやすく説明しています。

※かなかなかぞく 第3話「三つの特区」

※かなかなかぞく出張編②「生活支援ロボット」

「さがみロボット産業特区」は、大学・病院などが多く立地し、共同開発や実証実験でポテンシャルが高い10市2町で構成されています。

※県HPより引用

■ ドローンの実証実験や導入実績

先日のブログにも掲載しましたが、私はドローンの可能性に大きな期待を寄せています。特別委員会では、特区で行っているドローンの実証実験や導入実績について質疑しました。

※県HPより引用

これまで、災害対応のためのドローンの開発支援を行い、商品化に至った事例があり、今年度は公募型「ロボット実証実験支援事業」でインフラの点検を実施するドローンへの支援、神奈川版オープンイノベーションで水中ドローンの更なる改良促進に取り組んでいるとのことです。

また、県の災害対策に実際取り入れている事例を伺うと、消防などへの導入のほか、実証実験を通じて担当課など様々な機関にに紹介しているとのことでした。

ロボットを導入することにより、経費の削減にもなることから、導入を前向きに検討してもらえるような働きかけを求めました。

■ ロボットリテラシー授業

※県HPより引用

県では、特区内の小学校で4年生から6年生までの児童が様々なロボットを体験しながら、ロボットが動く仕組みや正しい使い方について学ぶことで「ロボットリテラシー」を養う授業を行い、2月1日に愛川町立高峰小学校4・5年生、2月13日に愛川町立小学校4年生が学ぶなど、特区内の11校で実施されました。

この事業は、小学生がロボットについて学び、実際に触れることにより、有効性を実感してもらうことを目的に実施され、社会で活躍しているロボットについて講義を受けた後、実際にプログラミングをして、ロボットが動くのを見る体験をするものです。

※県HPより引用

児童からは、「福祉で使えるロボットがあるとは知らなかった」といった声があったほか、教員から「プログラミングの授業について悩んでいたため、大変貴重な体験となった」との意見が聞かれたとのことです。

普段、なかなかロボットを目にする機会はなく、せっかくのロボット産業特区であっても普及している実感はありません。

各自治体などを通じて、ロボットを見ることができる機会を作った方が、県民の理解も進むことから、努力していただくことを求めました。

神奈川県議会議員:佐藤けいすけ

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