会議日:令和2年6月25日【国際文化観光・スポーツ常任委員会】
県内のスポーツについて

新型コロナウイルス感染症対策により、県内のスポーツ事業の状況及び県が後援しているスポーツの状況を確認すると、今の時期から交通計画や協賛企業の募集を行う神奈川駅伝や、中止が決定した75回関東ブロック大会の予選、ランナーの募集を行う横浜マラソンなどが中止となっているほか、県の基本方針により3月以降後援もしていない状況であるとのことです。
スポーツで将来を夢見る方、主催者の方のお気持ちを考えると、県内のスポーツイベントが中止になっていくことに、断腸の思いです。
スポーツイベントの再開に向けての各競技団体のガイドラインの作成状況は、日本スポーツ協会のHPによると陸上団体など39団体となっており、そのほか施設のガイドラインや、ガイドラインのない団体は類似種目に準じるようお願いしているところです。
日本スポーツ協会のHPはこちら
https://www.japan-sports.or.jp/about/tabid1278.html
県の基本方針において、8月31日まで中止・延期することになっており、今後県全体の状況を十分勘案して、代替の大会について検討していきたいとの答弁でした。
非常に厳しい状況ですが、一方でできる活動からやっていくことも必要です。
スポーツ中の感染については事例が少なくまだよくわかっていません。
そのため、県として各競技団体と連絡を取り合い、この辺りを調査研究するとともに、情報開示していただくことを求めました。
またスポーツ活動の再開にあたっては、民間の団体も県の主催の状況を参考にしているところも多いですが、県のHPを見てもわかりづらく、逆に言えば、県のスポーツ活動の再開如何で民間スポーツの再開状況も決まってしまうこともあります。
今後の見通しを立てることは難しいですが、スポーツで生計をたてられている人や、オリパラに向けて、どこかでは再開をしていかなければなりません。
情報収集と研究、県内のスポーツ団体の状況など情報開示を要望しました。

私自身イベントの主催者であり、旅行業、スポーツにも携わっています。
これらの事業は、よりよく生きるために必要な事業であり、人の営みとしても重要であると考えます。
今後、コロナと共存する取り組みを求めました。
神奈川県議会議員:佐藤けいすけ