令和3年

10月1日厚生常任委員会 【② 県立病院機構の経営状況】

県立病院機構の経営状況

神奈川県立病院機構リーフレット

佐藤けいすけ

逆紹介を積極的に進めている理由は

課長

医療資源の効果的な活用を図る

県立病院は高度専門機関が多く、地域のかかりつけ医では対応するのが難しい患者さんについて、紹介をいただいて治療する役割があります。

治療が進み地域で治療ができる状態まで回復した場合には、逆紹介という制度を使い、また地域のかかりつけ医さんに対応していただくことで医療資源の効率的な活用が図られることになります。
そのため県立病院機構では、中期計画や年度計画において逆紹介の目標値を設定して毎年度努力しているということです。

※県の地域医療構想の考え方をまとめたリーフレット「どうなる?将来の神奈川の医療


県立病院機構は医療提供体制の神奈川モデルの中で、重点医療機関としての役割のほか、県対策本部の搬送調整班での搬送対応も行っており、患者さんの治療や後方協力病院へ送る対応のほか、医療機関同士の関係の中での搬送も実施しています。

そのほか、地域医療との連携を進めるため、各種会議も開催しています。

▶▶地域医療連携推進会議
県立病院間で年4回程度開催。各病院が情報・意見交換を行い取組みを分かち合う

▶地域医療支援事業運営委員会
地域の医師会や病院協会、薬剤師会、歯科医師会等関係の行政機関を含めて構成され、年2回程度子ども医療センターで開催。地域医療支援病院が事業を実施するために行っている

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