高齢者への支援について
コロナ禍での老人クラブに対する支援
県は、地域で活動する老人クラブに対して市町村を通じて補助を行うほか、県老人クラブ連合会へ「高齢者の社会参画生きがいづくり支援事業」を委託し、その中で高齢者と子どもたちの交流や地域の支え合い活動、健康づくりといった高齢者の社会参画を促進するための講座や研修を開催しています。
コロナ禍での支援としては、「老人クラブ活動の再開、継続に迷ったら」というちらしを作成し、お悩みに対し事例などを交え解消法を紹介するなどしています。
※ちらし「新型コロナウイルス感染症で老人クラブ活動の再開・継続に迷ったら」
また、昨年度モデル的に老人クラブのリーダーを対象としたICT研修を実施しました。
ICTを通じてコロナ禍だけではなく、コロナ後においても新しいつながりを広めることが期待できるため、今年度はさらに地域を拡充して実施しています。
近年では独自にSNSで情報共有しながら見守り活動を行うなど、ICTの活用も進んでおり、今後も高齢者が地域社会で活躍する新たなツールとして期待できることから、さらに取り組んでいくということです。
老人クラブに入られていない方への支援は。地域拡充はどのように実施したのか
ICT研修は会員以外の方も参加できるように配慮する。モデル地域は今年度3箇所増
ICT研修のモデル地域は令和2年度は湘南地域1箇所でしたが、令和3年度は県央地域と横須賀・三浦地域ということで4箇所に拡大しています。
愛川町のグループが年2回発行している機関誌を読んだところ、コロナ禍でなかなか人に会えないということが書かれていました。
老人クラブの取組みが認知症の軽減や心の拠り所になっていると感じます。
ICT等を活用し、コロナ禍においても、新しいつながりを広めていくことが期待されます。