令和7年

小規模企業者等設備貸与事業について【令和7年第3回定例会】

会議日:令和7年9月30日【産業労働常任委員会】

小規模企業者等設備貸与事業について

佐藤けいすけ

9月補正の中から小規模企業者等設備貸与事業について、どのような業種の利用が多いのか、 確認します。

金融課長

制度を開始した平成27年度から今年8月末までの実績で申し上げますと、製造業の利用が件数ベースで4割強と最も多く、次いで建設業が3割弱となっており、この2業種で7割程度となっています。

それ以外の業種では、サービス業が多い傾向ですが、卸売業や小売業など、様々な業種でご活用いただいています。今年度は、農林水産業も対象に加え、このように裾野を広げながら広くアナウンスしながら事業を進めているところです。

佐藤けいすけ

 建設業や製造業を中心に実績があるということですが、実際にはどのような設備を導入しているのか、確認します。

金融課長

建設業では、コンクリートポンプ車、ミキサー車、油圧ショベル、トラック、ダンプカーなど、 製造業では、レーザー加工機、生産管理システム、測定器など多岐にわたっています。ほかにも、サービス業の事例として、リネンサプライ向けの業務用洗濯機を導入しているケースもあります。

佐藤けいすけ

多岐にわたる設備を導入されていますが、先進事例となるような特別な設備導入というものがあれば、伺います。

金融課長

運送業の事例ですが、自社の敷地内にトラックやトレイラーを給油するためのタンク、コンボルトタンクと呼ぶものですが、導入した事例があります。これ県内初の事例ということです。この企業は、これまで近くのガソリンスタンドで給油をしていたところ、 自社の敷地内で給油できるようになってから燃料コストの大幅削減を図ることができた上に、給油にかかる時間が短縮されることによりドライバーの労働環境の改善につながり、輸送量の増加を実現することができたということです。これは、物流業界の2024年問題の対策の一環としても大変インパクトのある設備導入であると考えています。

佐藤けいすけ

いろんな効果波及が進んでいくことも期待して伺いました。小規模企業者等の設備貸与事業費補助というものもありますが、どういった内容の補助なのか確認します。

金融課長

これは、設備貸与制度の貸倒れに備えるための積立金を県から神奈川産業振興センターKIPに対して補助を行っているものです。今回の補正によりKIPに対する貸付金の増額を提案していることから、合わせてKIPに対する補助金の追加も同時に行いたいと考えているところです。

佐藤けいすけ

貸倒れというようなことですが、これまでに設備貸与制度の貸倒れというのはどれほど発生しているのか、確認します。

金融課長

平成27年度の制度開始以降、貸倒償却を行ったケースは3件で1,145万円、貸与総額の割合としては0.2%、金額ベースで0.2%の割合となっているところです。 設備貸与制度は、金融機関からの資金調達が困難な小規模企業も対象としていまして、支援中の事業者に対しても無理のない範囲で貸与を行っているケースもありますが、KIPが手厚いサポートを行っていることにより貸倒れは低く抑えられていると考えています。

佐藤けいすけ

生産性向上のほか、人手不足の対応を図る企業においても非常にニーズある取組みだと思いますので、進めていただきたいと思います。

KIP(神奈川産業振興センター)「設備投資」より

神奈川県議会議員:佐藤けいすけ

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