令和7年

2① 子どもの遊びの機会と場の充実について【令和7年第2回定例会】

会議日:令和7年6月24日【令和7年第2回定例会】

2.かながわの未来に向けた取組みについて

子どもの遊びの機会と場の充実について

こども基本法に基づき、令和5年12月に、全てのこども・若者が身体的・精神的・社会的に将来にわたって幸せな状態(ウェルビーイング)で生活を送ることができる社会の実現を目指して「こども大綱」が策定されましたが、その中では、重要事項として、「居場所づくり」や「多様な遊びや体験、活躍できる機会づくり」などが挙げられています。

出典:令和6年「とうきょう こども アンケート」

https://www.kodomoseisaku.metro.tokyo.lg.jp/jigyo/kodomoiken/tokyo-kodomo-anketo

令和6年「とうきょう こども アンケート」によると、「週に30分以上外で遊んだり体を動かしたりする日数」を「毎日」と回答した子どものうち、幸福度が高いと回答した割合は75.4%である一方、「ほとんど外で遊んでいない」と回答した子どもでは、その割合が45.8%にとどまるなど、遊びと幸福度の関係性が明らかになっています。

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昨年の代表質問において、私は「居場所づくり」の必要性について取り上げ、知事からは、当時策定中であったこども目線の施策推進条例や子ども・若者みらい計画に「子どもの居場所づくり」を位置づける旨の答弁をいただきましたが、遊びの機会と場を充実させることも必要です。

県HP「令和6年度「子どもの生活状況調査」【結果概要】」抜粋・一部加工https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sy8/documents/documents/seikatujyoukyou.html

令和6年に実施された「神奈川県子どもの生活状況調査」において、小学5年生が希望する支援として最も多かったのは、「普段は経験できないようなイベントやスポーツ、遊びなどを無料で体験できる機会」(37.9%)でした。子どもたち自身が、日常を越えた遊びや体験を強く求めている現状が明らかになっています。

「遊び」は単なる余暇ではなく、創造性や協調性、挑戦する力など、子どもの非認知能力を育む営みです。異年齢の子どもや地域の大人との関わりの中で、社会性や自己肯定感を高める場ともなります。

また、あるNPOの調査によると、公園がなく、遊び場が少ないなどの理由で子どもが思ったように遊べていない現状も指摘されています。

東京都では、複数局が連携し、プレイパークやボール遊びができる空間整備を市区町村と連携して進めていますが、神奈川県においても、教育・福祉・都市整備などの部局が連携し、計画的な遊び環境の整備が求められます。

そこで、「こども大綱」や県条例の理念のもと、子どもの遊びの機会と場を充実させることについて、どのように施策として展開していくのか、知事の所見を伺いました。

知事答弁

遊びや体験活動は、健康はもとより、創造力や思いやりなどが身に付けられる、子どもの健やかな成長の原点となるものです。

県では「かながわ子ども・若者みらい計画」の重点施策に「多様な遊びや体験、活躍できる機会づくり」を位置付け、市町村や民間団体、企業等と連携して取組を充実させてきました。

例えば、プロスポーツチームや市町村と連携し、夏休みや放課後に、サッカーやボッチャなど、子どもが多様なスポーツ体験のできる居場所の創出に取り組んできました。

こうした取組の中で、子どもたちからは、「自由な発想で遊ぶことのできる場が、身近な場所で少なくなっている」といった切実な声をいただいています。

そこで県では、今年度新たに、スケートボードやスポーツクライミング、ブレイキンなど、遊びの要素もあり、子どもや若者に人気の「アーバンスポーツ」を体験することのできる場をつくる市町村への補助を開始しました。

また、子どもたちが自由な発想で冒険的な遊びなどができる「プレイパーク」と呼ばれる遊び場を運営する団体に対して、県立都市公園を活動場所として提供していきます。

さらに、遊びや体験による成長等への効果を、子どもや保護者などの声を聴くなどして把握し、当事者のニーズに合った多様な遊びや体験活動が、身近な場所でできる環境の充実を進めてまいります。

意見

他の自治体では、子どもの遊びと幸福の関係性など事例をしっかり遊びの環境整備に活かしている事例があります。

県は、子どもの声を聞くということはやっていますが、具体的に聞いた声をデータとして活用し、施策の展開に活かしていくことを求めました。

神奈川県議会議員:佐藤けいすけ

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